オール讀物・担当編集者は語る

西村京太郎、赤川次郎、逢坂剛、宮部みゆき……、豪華な新人賞出身者特集

プロフィール

おーるよみもの/創刊以来、常にエンターテインメント小説の最前線を追いかけ続けてきた小説雑誌です。年に2度、全国の小説ファンが注目する直木賞も本誌で発表されます。戦前の「銭形平次」をはじめとして、池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」、今現在では平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」を代表とする数多くの人気シリーズほか、大家も期待の若手作家も、時代小説も現代小説も推理小説も、今の小説界がここに盛り込まれている、と断言できます。また、旅行、食べ物、教養、人物評伝など「讀物」も満載、活字における娯楽の愉しみを今後も追求していきます。

「オール讀物」最新号11月号は、新人賞特集です。今回は、なんといっても「オール讀物新人賞」「オール讀物推理小説新人賞」出身の作家の豪華共演です。

 

 今年の「オール讀物新人賞」では、女性の感性に溢れた二作品が受賞。佐々木愛さんの「ひどい句点」は、「一にも二にも描写力」と選考委員の森絵都さんに評された筆の確かさ。嶋津輝さんの「姉といもうと」は、「日常の中にひそむ裂け目をストーリー性豊かな物語に仕上げる」と新・選考委員の安部龍太郎さんに称された安定感。新しい才能の誕生の瞬間をぜひ、見届けてください。

 そして、「オール讀物新人賞」といえば、錚々たる歴代受賞者たち。連載の最終回を迎える西村京太郎さん、作家生活四十年記念インタビューを掲載する赤川次郎さん、そして、対談では「心に残る先輩作家の言葉」というテーマで、第19回の「オール讀物推理小説新人賞」を受賞した逢坂剛さんと、第26回の受賞者の宮部みゆきさんにご登場いただきました。

「オール讀物」に掲載された二人の受賞作

 山本博文氏との連名でのご著書もあるお二人ですが、意外にも対談は初めてとのこと。とはいえ、旧知の仲。対談が始まる前から、お話は、盛り上がり、撮影では、BSの番組で放映されるスペインギターコンサートのために、ポートレートを撮影し直したという逢坂さんの“ひげ”が話題に。

 そして対談は、デビュー前後の思い出から、小説の書き方まで、内容は多岐にわたりました。

 その中でも、印象的だったのは、今年3月に亡くなられた夏樹静子さんのお話です。

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オール讀物 2016年11月号

定価:980円(税込) 発売日:2016年10月22日

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