日めくり立ち読み『感受体のおどり』

 今年1月、史上最高齢75歳での芥川賞受賞作『abさんご』が大きな話題となった黒田夏子さん。待望の受賞第一作『感受体のおどり』は、原稿用紙700枚にもおよぶ大作。その一部を、「本の話」ウェブの読者に特別に“立ち読み”していただきます。

 日本舞踊の世界を舞台に、語り手の「私」が師匠に向けるひたむきな恋が物語の軸になります。一方、「私」は作家になることを志していて、自伝的な要素も投影されています。

 作品は、800字ほどの断章が350編連なって構成されています。なおかつ35編がひとまとまりとなり、らせんのように時系列が回転していく構造です。ウェブではその最初の35編を、一日一つずつ更新でお届けします。

 蓮實重彦さん、小川洋子さん、川上未映子さんらが驚嘆した、黒田さん独特のスタイルをお楽しみください。

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